Productロボラックの特徴

3つの特許、各種のガイドラインに準拠

マウスの命を育み、研究・試薬の成果を支えるロボラックには、飼育を担う方々の状況を改善するための最先端の技術が搭載されています。
類似製品がない、全く新たな試みとして取り組んだ開発においては、その先進性が認められ、3つの特許を取得
また、実験動物の保護や管理に関する各種のガイドラインに配慮し、今なおその技術力と品質は進化し続けています。

  • 飼育ケージ入れ替え交換装置及び飼育ケージ入れ替え交換方法
  • 小動物飼育用ラック
  • ケージ交換装置及びケージ交換方法

実験動物の保護や管理に関する各種のガイドライン

ILAR:実験動物のケアと使用に関する指針

実験動物の管理と使用に関するガイドラインとして国際的にも広く認知されているNational Research Council(アメリカ)の 『Guide for the Care and Use of Laboratory Animals』の概念。
各省庁基本指針や日本学術会議による「動物実験の適正な実施に向けたガイドライン(2006年)」にも反映されており、国内の教育研究機関や実験動物業界には実験動物や動物実験に関する新制度が2006年以降定着しつつある。

動物愛護管理法:動物の愛護及び管理に関する法律

昭和48年に、動物の愛護と動物の適切な管理(危害や迷惑の防止等)を目的に制定された法律で、実験動物にも愛護と管理の対象が及んでいます。特に第五章(動物を科学上の利用に供する場合の方法、事後措置等)第四十一条ではマウス飼育に該当する保護および管理の概念が記されています。
動物愛護管理法へ

AAALAC:国際実験動物ケア評価認証協会

AAALAC International(国際実験動物ケア評価認証協会)は動物のケアと使用プログラムに関して、「実験動物の管理と使用に関する指針(the Guide)*2」等の指針に基づく任意の評価認証プログラムを通じて、科学社会における動物の人道的な取り扱いを推進する第三者機関です。

人に優しく、マウスに優しいシステムです

はじまりは

医療系大学の研究部署からマウス飼育は3K(臭い汚いきつい)であるとご苦労されているお話しを受け、時代は動物愛護の声も高まり、このような現場にこそ「技術」による改善が必要、「自動化」の余地があるのでは、とロボラックの開発が始まりました。
手技や投薬以外のお世話の作業を自動化するケージ交換の自動化を主軸にシステムを開発し、飼育者の負担を軽減しよう、同時に、飼育の過程で感じやすいストレスを軽減し、マウスにとっても優しいシステムを構築したい。この思いで生まれたのがロボラックです。

研究者にゆとりとやさしさを。

マウス飼育者にとって、飼育の負担は多岐にわたります。手作業によるマウスのお世話は重労働で時間もかかり24時間休みがありません。また、飼育動物の管理について保護方針や社会的モラルは高くなり、脱走などの事故による懲罰や業務停止のリスクもあります。これらの問題を飼育者目線で解決しているのがロボラックによる自動飼育です。

ロボラックの飼育の自動化を通して
ロボラックの飼育の自動化を通して

物理的・心理的ゆとりの創出

ロボラックの開発目的は、飼育者の負担の軽減や工数の圧倒的な軽減によって、研究者としての時間の確保や効率化、そして、生み出された時間は物理的、心理的ゆとりを研究者に創出することです。

マウスのストレスを最小限に。

一方、マウスにとって、良い環境を作り出すことはロボラックのもう一つの要件だと考えています。マウスにとって脅威となりうる要因を可能な限り排除することの方法として、ロボラックによる飼育の自動化があります。
マウスのストレス低減は、研究においても良い影響を及ぼします。

ロボラックの飼育の自動化を通して
ロボラックの飼育の自動化を通して
マウスのストレス値計測グラフ
実験方法 従来と同じ手作業でのケージ交換と、ロボラックによるケージ交換を同時に実施。
ケージ交換直後から時間経過毎に各群を採決。
計測値 血中コルチコステロン濃度
人や動物はストレスを受けると糖質コルチコイドを分泌する。中でも血中のコルチコステロン濃度はストレスの指標に用いられていることから本実験のストレス値として評価する
実験監修 瀧川 雅浩医学博士
浜松医科大学 医学部 医学科 教授

検 証コルチコステロン値の血中濃度変化については、手作業/ロボラックの違いによる有意な差は認められなかった。
ロボラックの自動交換に伴う動物へのストレスは手作業によるストレスと同じレベルであり、従来手法からロボラックへの移行に伴う影響は最小限であると言える。

あなたの飼育作業を変えます

飼育者の方々へのヒアリングや実際の飼育現場の視察、自社で実際にマウスを飼育して検証することで、飼育者の方々のご苦労や思いもよらなかった事故、リスクを知ることができました。
そうした経験を元に改良を重ねて開発したロボラックは、飼育者の方々の従来の手作業による飼育状況を大きく変える機能を搭載しています。

自動敷材交換

自動給餌

自動給水

自動ケージ交換

装置や動物の遠隔監視

研究の精度向上に貢献するオプション/カスタム

ご利用環境やニーズ、研究要件を満たすための専用化「カスタマイズ」、ロボラックの基本性能にアドオンして設置のロボラックをパワーアップさせる「オプション」
ロボラックには様々な選択肢と可能性をご用意しています。担当者様とロボラックのスペックアップに共に取り組み、研究環境にフィットした飼育システムを構築してまいります。

給水配管を自分で
変えたい

もっとケージを
増やしたい

ケージを増やせます

増設可能

飼育室に行かずに操作や監視したい

飼育室に行かずに
操作や監視したい

飼育室に行かずに操作や監視が可能

装置・動物
遠隔監視

停電時にも対応
できますか?

停電時にも対応
できますか?

停電時にも対応

補助電源

飼育に照明の調整
が必要です

照明の調整が
飼育に必要です

照明調整

照明調整

飲み水を何種類か
変えて飼育したい

飲み水を何種類か
変えて飼育したい

飲水別供給

飲水別供給

飼育室に行かずに操作や監視したい

クリーンルーム
にしたいです

簡易クリー
ンルーム

簡易クリー
ンルーム

設置場所に水道
がありません

設置場所に水道
がありません

給水源タンク化

給水源
タンク化

ケージを増やしたい

給水配管を自分で
変えたい

並列配管等
変更可能

並列配管等
変更可能

指定先に写真を保存したい

指定先に写真を
保存したい

ネットワー
ク化で可能

ネットワー
ク化で可能

お問合せ

WEB

電話

053-401-08828:30~17:00(土日祝日除く)
\「ロボラックの件」とお伝えください/


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